《大阪市西区の取組み》

小学校横にラブホテル?住民大反発 大阪・西区

大阪市西区にある小学校のすぐ隣にラブホテルが建設され、周辺住民とトラブルになっています。
24日、保護者らが大阪市の平松邦夫市長と面会し、取締りの強化を求めました。

大阪市西区にある大阪市立・本田小学校の、道を挟んだすぐ隣にはラブホテルが2軒建設されています。風営法では学校から半径200メートル以内にラブホテルを建設することを禁じています。

しかしこのホテルはビジネスホテルを装いながらラブホテルとして営業しているのです。
小学生の保護者の話では「裸のおじさんが校庭に手を振っていたのを目撃した人もいる」「スクールゾーンなのにホテルから急発進する車もある」ということです。今の大阪市の条例では、こうしたラブホテルに罰則を科すことができません。

このため保護者らは大阪市の条例をより厳しくすることや、大阪府と連携して偽装ラブホテルを取り締まるよう求めました。

保護者らの要望に対し平松市長は「法律で定められる隙間を色々探す人もいる、それを上回るガードをきちんとかけていきたい」と話しました。大阪市では5月にもより厳しい規制を盛り込んだ条例改正を行う方針です。

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