《姫路市飾磨区の取組み》

2009.10.1 姫路市ホテル等の建築等の適正化に関する条例施行

姫路市野田町のラブホテル建設反対運動から5年。ようやく姫路市がラブホテルを規制する条例を制定・施行した。10月施行から半年の猶予後、既存ホテルに関してもタッチパネルのような自動で鍵の受け渡しができるような設備を設置することはできません。※姫路市旅館業法施行細則 別表より『客室の扉を自動的に施錠し、又は開錠することができる装置と連動した客室案内板その他の設備であって玄関帳場等での宿泊者等との面接を妨げる設備が設けられていないこと。』
設備に関し、既得権を認めない項目ができたのは画期的ですが、その間町内で偽装ラブホテルは増えてしまいました。

姫路市役所近くにラブホテル?住民大反発。異例の建設とりやめ
兵庫県・姫路市

姫路市飾磨区野田の駐車場跡地へのホテル建設計画をめぐり、施主はシティーホテル称しているが、地元住民がラブホテルとして建設反対運動をしていた。建築確認申請後にもかかわらず、施主が異例の建設を断念した。

建設予定地は市役所の南約200m。周辺にはマンションや店舗が建ち並ぶ。施主はシティーホテルとしているが、シングルルームが一つもないなど、疑わしく、こんなホテルはふさわしくないとして、近隣住民は反対署名活動などに取り組んできた。

2006年、ホテル建設計画は中止、白紙となったものの、2008年に入り、同じ施主が、付近の休業していたホテルを改装し、偽装ラブホテル営業している。

条例など何も手当てがされていないために、住民はまた同じ問題に直面している。

 


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